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【面会交流】意義

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定期的に子供に会うことが出来ている非親権者。

会いたくても会わせてもらえない非親権者。

そもそも離婚の原因を作った相手の顔さえ見るのも

嫌だという気持ちをお持ちの親権者。

子供を会わせるなんて以ての外。

 

面会交流は双方の色んな遺恨が交錯しやすいものだと思います。

 

自分も面会交流にあたっては、

やっと離婚して平穏な暮らしを手に入れたと思った矢先に

ワガママな元妻のせいでかなり振り回されることになりました。

 

そんな経験を踏まえて、

改めて面会交流の意義というものについて記録しておきたいと思います。

 

◻︎面会交流の際に大事なもの

 

まず何より「子どもの気持ち」です。

 

夫と妻の双方の遺恨の影響で、ついつい忘れがちになるとは思います。

しかし、1番は「子供がどうしたいのか」という気持ちを尊重してあげることです。

 

特に、会いたいだけの非親権者とは違って、

相手に会わせたくない、顔も見たくない、という気持ちをお持ちの親権者は、

この意識を忘れないようにしないと

「面会交流」と上手く向き合うことは出来ないです。

 

◻︎夫と妻が気をつけること

 

離婚後の生活について色々知りたくても、

子供にあれこれと聞くことは避けましょう。

大人が思う以上に子供は「感じ取る力」を持っています。

子供自身が非親権者に利用されていると感じてしまうような対応をしていると、

それこそいつしか子供から面会交流を避けられてしまうでしょう。

 

親権者は、非親権者に会わせたくない気持ちが出てしまい、

ついつい子供に相手の悪口的なものを言ってしまうと思います。

 

そのお気持ちは自分は痛いほどわかります。

 

けど、間違いなく経験上言えるのが、

悪口を言い続けたところで良い方向には何も向かいません。

言えば言っただけ子供を苦しめます。

悪口に苦しんだ分だけ、子供の心は逆に闇に覆われていきます。

 

親権者のママ?またはパパ?あなたがお子さんに嫌われることになります。

 

大丈夫です。

子供はわかってます。

小さいお子さんをお持ちの方はなおさら不安になることと思いますが、

成長と共にちゃんと分別がついてきます。

 

相手のダメっぷりなんて言わなくたって子供はちゃんとわかってくれます。

だって、

普段から頑張って家事育児に孤軍奮闘しているあなたの背中を見てるんですから。

 

◻︎親権者の方へ

 

「親権者」という誇りを胸に、子供と笑顔とスキンシップを大切に毎日居ましょう。

 

親権者がどれだけ非親権者を嫌っても変えれない事実を受け容れましょう。

夫と妻の2人が出会ったことで、あなたのお子さんは産まれてきたのです。

 

非親権者の99.9%は存分に嫌っていいと思います。

お子さんとの今の幸せな生活のために非親権者の存在はあったのだと、

0.1%だけ感謝しておきましょう。

 

たまに子供の相手をしてくれるボランティアぐらいに思っておきましょう。

たまに行く田舎のおばあちゃんの家ぐらいに思っておきましょう。

 

もう一度言いますが、

大丈夫です。

子供はわかってます。

 

たまに会う非親権者はしつけの責任もないので甘いことばっか言って怒ることもなく

楽しさばかりで「良いとこ取りをされてる」という気持ちになるかもしれません。

 

不安に襲われるかもしれません。

甘さにつられてもしも子供が…という気持ちになることもあるかもしれません。

 

けど、念を押してもう一度言います。

大丈夫です。

子供はわかってます。

 

小さい頃は「会いたかった」とか「もっと遊びたかった」とか

号泣することもあるかもしれません。

それは子供なりの「面会交流の感想発表会」ぐらいに思っておきましょう。

 

「会いたかった」「もっと遊びたかった」

なんて言われると色々と子供に言いたくなる気持ちになるかもしれません。

けど、言ったところで逆効果です。

 

これもまた言いますが、

「親権者」という誇りを胸に、毎日笑顔とスキンシップを大切に居ましょう。

 

大丈夫です。

頑張るあなたの背中、お子さんはしっかり見てくれてますよ。

 

◻︎非親権者の方へ

 

非親権者の方は、

現在の子供の暮らしは離婚前とは全く違う暮らしをしていて、

あなたが入る場所ではないことは理解しましょう。

そこに入ろうとすることはただの依存です。あなたのエゴです。

 

「子供を何とかして取り戻そう」

 

なんて考えるのは疲れませんか?

今は日々の大変な部分は親権者に任せて、自分は「良いとこ取り」をして

子供の素敵な成長を願える立場に居ましょう。

 

「面会交流」という決まりに縛られるのは子供のうちだけです。

大人になったら会うも拒否をするも縁を切るも

いつ会いに行くもどれだけの時間会いに行くも、全て子供の自由です。

 

毎月の何日間、何曜日に何時から何時で日帰りで、泊まりで、

なんて縛られてるのは子供が小さい今だけです。

 

それを理解して、今は子供とは程よい距離感を保ち、

子供の健やかな成長を願える立場で在れた方が結果として、

成長して大人になった子供から、あなたに会おうと継続してくれると思います。

 

親権者が再婚をする事になっても、

それも心から笑顔で祝福出来る器を用意しておきましょう。

そこで揉めたり文句を言えば言っただけ、

あなたの器の小ささに子供が気づき、嫌われる結果を招きかねません。

 

子供と継続して会うことの出来る未来を自ら失くすことになるかも…

 

「面会交流」は小さいうちだけです。

大きくなれば子供自身が部活だバイトだ、と会う時間も必然と少なくなります。

面会交流が出来る今の時代に「面会交流の意義」をしっかり理解して、

「子供のために居ること」を忘れずに居ることが大切ではないでしょうか。

 けど、間違ってはいけません。

「子供のため」は今の子供の生活を壊すことではありません。

あなたの手中に入れることでもありません。

今の環境で、子供が健やかに成長するために自分に出来ることは何なのか?

そのことを肝に命じておいてください。

 

◻︎まとめ


「子どものためにできること」のベストを尽くし、

離婚によって子どもに迷惑をかけてしまったことを補うように、

いつまでもお互いが「両親であり、良親であること」を忘れずに、

長く優しく、面会交流を続けられるように努力をしていきましょう。