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尊敬する先輩の退社

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尊敬する先輩が退社することになった。
噂によると次の職が決まったらしい。
今の仕事を継続するも転職するも先輩の自由だから、それを引き止める権利は誰にもない。

しかし、僕は悲しかった。
悲しいし寂しかった。
今まで何人もの先輩の退社や転職を見送ってきたが、今回は訳が違う。

尊敬する先輩が辞めるのだ。

この一年ぐらいの間に先輩はベテラン勢を抜いて役職に就いた。
その時に先輩の役職の就任祝いをした。
尊敬する先輩、僕と同期入社の同僚、家が近い他の先輩、そして僕の4人で焼肉を食べ&飲みに行った。

あの時に先輩が嬉しそうに笑ってくれてた様子は今でもハッキリ覚えてる。

厳しくなさそうで実は上下関係にとても厳しかった先輩。
役職も平社員も共通で、大卒もほぼ居なくて、学歴も無く、「社会性」というものも非常に乏しいウチの会社のメンバー。
その中で、先輩は筋の通った考えを持っていたこと、また、仕事に対しての姿勢が憧れであり好きだった。

その先輩が役職に就いたことが、僕は自分のことのように本当に嬉しかった。

現場からは遠ざかったけど、役職のポジションを先輩は先輩なりに頑張っていたのだと思う。
一度、役職に就くと何か落ち度でもない限り現場にはなかなか立場が下がらないのがウチの会社のシステム。
いつか尊敬する先輩と同じステージに立てるように、僕も日々、頑張っていた。

そんな憧れの先輩が突如、転職を理由に退社することになったのだ。
先輩には失礼だが年齢が若い訳でもない。
子供3人抱えて転職に冒険するような年齢でもない。
ましてや、役職に就いていたのに…

そんな先輩がウチの会社ではなく、違う会社を選んだのだ。

色んな意味でショックしかない。

憧れの先輩が居なくなるショック。
尊敬する先輩が会社に「見切りをつけた」というショック。
目標が居なくなるショック。

恋人に突然フラれた喪失感に近いものがある(笑)

鈍器で頭を殴られたような〜…ということわざがまさに身に染みてわかる。

あと1ヶ月もしない内に先輩はウチの会社から居なくなってしまう。

「尊敬する先輩の退社」という初めての出来事にまだ頭と心がついていけてない。
けど、最後は笑顔で送り出せるように居たいと思う。